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肺結核・ツベルクリン反応・喀痰検査


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■家庭の医学:肺結核
pulmonary tuberculosis
●原因・症状
高齢者の結核罹患率が増加。高齢者の若い時代に結核流行。その際感染し結核菌を保持(保菌)しているケース多大。 高齢になり病気に罹ったり、薬の作用や老齢のため抵抗力低下が原因で体内に保菌させていたものが活性化。
次いで20歳代の若年者を中心に結核患者が増加傾向。若年者は結核菌の感染経験がなくその免疫や抵抗力がないことと、職場など通気性の悪い環境で結核菌を含む様々な雑菌を繁殖させ、職場内に放出させる事で感染発病に至る。
結核患者が咳きやくしゃみをすることで飛沫が空気中に散在浮遊し、その飛沫を吸収することで感染から保菌状態に。体の抵抗力が減少した時などに発病。 症状は咳、痰、微熱、倦怠感、胸痛などで風邪の症状に似る。この症状が2週間以上続くならば結核を疑う。咳と関係なく食欲不振、体重減少がみられれば発病している可能性あり。
●診断
・肺結核病型分類: 胸部エックス線撮影で病巣の広がりや活動の様子などを分類して診断。 胸部に炎症や病的組織があるとX線があまり通過出来なくなり、その先にある蛍光面はあまり光らないため陰りが出来る。逆に肺に空洞が出来たり組織がこわれて疎の状態になるとX線が多量に通過するため蛍光面にX線が多く当たり、白っぽくなる。その白黒の画像の状態を見て病状・病態を診断。
・ツベルクリン反応: 一般目的は結核予防のためBCG接種の対象者の選別に用いるが、結核の鑑別やがん患者の細胞性免疫機能の検査としても用いられる。反応の判定は注射 後48時間後発赤の直径が10mm以上を陽性、9〜5mmを擬陽性、4mm以下を陰性とす。発赤や硬結が異常に大きい場合や水疱などが見られた場合は感染し ている可能性大。
・喀痰(かくたん)検査: 痰の外観(粘液性、膿性、血性など)を調べ更に細菌学的検査で痰をガラス板に塗りつけて(塗沫検査)結核菌のみを染色する方法をとり顕微鏡で検査。また培養検査ではシャーレなどにゼラチン質などの培地を床にしてそこに痰を塗り37度を保って4〜8週間培養。
●治療例: 殺菌性の抗結核薬であるリファンピシン(RFP)(商品名:リマクタン他)とイソニアジド(INH)(商品名:イスコチン他)、更に塩酸エタンブトール(EB)(商品名:エブトール他)、ピラジナミド(PZA) (商品名:ピラマイド)を含む4剤併用で、軽症は6ヶ月、重症なら9ヶ月の短期化学療法が主体となっています。尚この場合ピラマイドとエブトールは最初の二ヶ月のみの投与。

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