|
【PC入り口】 甲状腺機能低下症・橋本病の治療
■家庭の医学: ●甲状腺機能低下症・橋本病(慢性甲状腺炎)診断: 血液検査で、血中の甲状腺ホルモン濃度数値低下とTSHの増加で診断。 橋本病の場合、血中に甲状腺ホルモンの合成基質となる糖蛋白質の サイログロブリン(TG)、または甲状腺の膜酵素蛋白質の甲状腺ペルオキシダ ーゼ(TPO)に対する自己抗体が検出。 機能低下のあおりを受けると中性脂肪増加、肝機能障害もある。 小児の場合は身体及び精神の発達にも影響を及ぼす。 ●治療例 殆どの橋本病患者は機能が正常なので年1、2回の甲状腺機能検査のみ。機 能低下すると甲状腺ホルモン製剤:レポチロキシンナトリウムを内服。昆布などの海藻やその食品からのヨードの多量の摂取は、甲状腺機能に影響を及 ぼす。 レボチロキシンナトリウム(チラーヂンS錠25μg:帝国臓器) 0.5-1錠 分1 朝食後 以後2週間ごとに0.5-1錠増量する。(効果が直ぐに現われない場合でも増量は慎重に) 安全性の高い薬品だが、長期服用が必要であり効果が現われるまで時間を 要す。増量の際、過度投与になると発熱、だるさ、動悸、ふるえ、発汗、食欲低下、心悸亢進、狭心症、不整脈など甲状腺機能亢進に似た症状が現われ ることがある。 ・無痛性甲状腺炎に対して中毒症状が強い場合 β遮断薬・酒石酸メトプロロール(ロプレソール錠20mg:チバガイギーノバルティス) 3錠 分3 食後(保険適用外) |