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インフルエンザ中耳炎インフルエンザ様疾患
■家庭の医学: ●インフルエンザ中耳炎:インフルエンザの発症と同時か、遅ければ2週間後に発病。外耳道や鼓膜上に水泡形成(水泡性中耳炎myringitis bullosa)、充血、出血を起こし中耳腔にも血清の貯留液を認めることや感音難聴を併発する場合もある。難聴は感音性と伝音性に分類。感音難聴は主に内耳の障害で伝音は性外耳及び中耳の障害。 日本の例として1995年に急性中耳炎876例中17例がインフルエンザ中耳炎が認められた。そのうちの4例にA型インフルエンザウイルスを分離した報告がある。 インフルエンザ中耳炎の治療薬の一例ではセフトリアキソンナトリウムceftriaxone sodium(商品名:ロセフィン静注用0.5g・中外:セフィローム静注用0.5g・日医工、マルコ:リアソフィン静注用0.5g・むぎしま漢方など)を用います。この薬の半減期が8時間と長く、一日一回の投与にも適した薬です。 ●インフルエンザ様疾患: インフルエンザはかぜ症候群の代表的なものだが、急激な発熱、咳、咽頭痛などの上気道感染による炎症が特徴的。 しかしそれだけの範囲の症状では別のウイルスのかぜ症候群か他の疾患の初期症状なのか容易に区別出来ない。 それで流行状況や発熱を伴う特徴的な症状からインフルエンザとして疑われるものを総括してインフルエンザ様疾患と称す。 |