ヘルニア(鼠径部ヘルニア)
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■家庭の医学:
ヘルニア hernia鼠径部ヘルニア:
ヘルニアとはギリシャ語の枝・若枝などを意味するhernosヘルノスに由来。
先天的(せんてんてき:生まれつき)または後天的(こうてんてき:生後の経緯)に体の脆弱 (ぜいじゃく)な部分から組織もしくは臓器が逸脱(いつだつ:脱出)した状態をヘルニアと 呼ぶ。その部位や状態により様々な病名がある。
●鼠径部(そけいぶ)ヘルニア:
・真性ヘルニア:壁側腹膜に被包された状態で脱出するもの。この被包腹膜をヘルニア嚢(の う)と呼ぶ。
・仮性(偽性)ヘルニア:腹膜の被包のない状態で脱出するもの。
・滑脱ヘルニア:ヘルニア嚢の一部が腹膜ではなく脱出した内容物すなわち大腸、小腸、卵巣 、膀胱などの臓器で形成されている場合。
・外鼠径ヘルニア:内鼡径輪より鼠径管を通り外鼡径輪に達するもの。
・内鼠径ヘルニア:下腹壁動静脈の内側に位置するハッセルバッチ三角より脱出するもの。
・嵌頓ヘルニア:脱出した臓器などの内容物がヘルニア門の狭窄により元の位置に戻れず圧迫 され血行障害を起こしている状態。浮腫や腫脹、または壊死なども伴う。
【原因】
成人の鼠径ヘルニアの場合、腹壁全体の脆弱性が原因で腹圧を受けた場合などで発症。激しい くしゃみなどがきっかけでヘルニアを起こす場合も。 血管・神経の貫通部の裂隙(れつげき:裂け目)がヘルニア門となったり腹壁の一部が弱まっ て起こる場合も。
【症状】
鼠径部ヘルニアの場合鼠径部の腫脹や疼痛、違和感など。小児の場合外観的腫脹があっても痛 みや違和感がなく気がつかない場合もある。
鼠径部ヘルニアの治療法

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